花人 永嶋 千江美の心くすぐるフラワーアレンジメント | LTPS GINZA

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Chief CuratorAKO

 TPS GINZAショーケース展示の第7弾は、花人 永嶋 千江美氏のフラワーアレンジメント。

 コスメを中心に展示しているLTPSだが、今回は初の試みで永嶋氏のフラワーアレンジメントを展示。

 人の心を明るくし、幸せを運んでくれる「花」。
 花を見ることにより、心を落ち着かせてくれるヒーリング効果も得られる。

 コロナ禍で心が塞がりがちな今、彼女のフラワーアレンジメントで心を癒やされたい。

花人 永嶋 千江美の心くすぐるフラワーアレンジメント

永嶋 千江美と花

花との出会い

 花人として活躍中の永嶋氏。
 彼女にとって「花」は、幼少期のころからいつも身近にある存在だった。
 
 彼女は幼少期、長野県佐久市に住む祖父母の影響で、野山に咲く花や植物といつも触れ合っていた。
 その中でも、特に高山植物、薬草に強く興味を持ったという。
 子供だったら、普通、チューリップやガーベラといった可愛い花を好みそうだが、
 高山植物や薬草とは・・・なんとも渋い。
 
 この頃から、既に花人としての道を歩み始めていたに違いない。

 彼女は、大学在学中に「花」を極めるためニューヨークに留学。
 そこで、花に関する知識や技術をどんどん深めていったようだ。
 
 学生の頃から、花のスペシャリストとしてのステップを確実に歩み、卒論は『園芸療法が人間に与える心理学的影響』というテーマで執筆。

 その後、本格的にフローラルデザインを学ぶため渡蘭し、ブールマインスティテュートオランダ本校にてディプロマを取得。
 
 ここから「花人 永嶋 千江美」として活躍の舞台の幕が開ける。
 

花との出会い 花との出会い

花人 永嶋 千江美としての活躍

 大田市場、大手花屋アルバイトを経て、花屋に就職 。
 そこで仕入れ、アレンジトータルデザインを担当する。
 
 ブライダル、イベント花、ガーデニングショー、横浜そごう作品展出品など、幅広い仕事を手がけ、そこで、芸術としての作品のノウハウだけでなく、花を通したビジネスの知識もさらに広げていった。

 2013年子供を授かると同時に、「BotanicaL」設立し念願の独立を果たした。
 

花人 永嶋 千江美としての活躍 花人 永嶋 千江美としての活躍

幸せ感溢れるアレンジメント

 彼女が立ち上げた「BotanicaL」の特徴は、店舗、在庫を持たない。
 依頼を受けてから花材を仕入れ、アレンジするという、完全オーダーメイドなのだ。
 まさに時代の流れに合わせた花屋ということだ。

 彼女のアレンジメントを見ていると、自然と心が和らぎ、幸せな気持ちになれるから不思議だ。

 LTPSで現在展示している彼女のアレンジメントは、大きいサイズのものと小さいサイズの2種がある。

 画像上の大きいサイズのアレンジメント(税込5,500円)は、ブリザーブドフラワーを中心としてアレンジされているが、なんとこの中に石鹸でできた「ソープフラワー」も使われている。(画像中)
 質感の違う花たちと花器が、見事に調和され、まさに幸せを運んでくれそうなアレンジメントだ。
 お祝いや、日頃の感謝を伝えるプレゼントにぴったり。
 
 画像下の小さいサイズのアレンジメント(税込1,870円)は、ブリザーブドフラワーでできたミニマムな花束が、ガラスドームに包まれており何とも言えぬ可愛さだ。
 画像のように、色違いを並べてインテリアのアクセントにしても楽しい。
 お値段もお手頃なので、いつも頑張っている自分へのちょっとしたご褒美にもおすすめだ。

 「花を贈る」
 「花をもらう」
 これらの花達には、その時、その人のそれぞれの物語と想いが詰まっている。

 「想いをこめて束ねる」をモットーに活躍する永嶋氏。
 彼女は、いつもそれぞれの物語と想いに寄り添い、そのシーンを最高の思い出にするべく、花達を最高の形にアレンジメントしていく。

 彼女のアレンジメントが幸せを運んでくれる理由は、きっとここにあるのであろう。

 日常にささやかな幸せを感じたい方は、ぜひLTPSに足を運んでいただきたい。
 花人 永嶋 千江美の優しくて繊細なアレンジメントが、あなたの日常に彩を添えてくれるだろう。

 

幸せ感溢れるアレンジメント 幸せ感溢れるアレンジメント 幸せ感溢れるアレンジメント